どんなパソコンを購入したらよいのか、お問合せが多い為まとめてみました。
分かりやすかったらよいのですが…
Windowsパソコンを購入する場合
※趣味や事務仕事のある方、レポート提出が中心の学生の方(ゴリゴリ動くゲームや動画や高画質の画像を編集する場合は更に上の性能が必要です)
CPU(プロセッサ):パソコンの脳みそ-計算する部分
Intel社
corei 3か5。事務作業やレポート提出等では7や9ほど良いのは不要。
最新世代は14世代。CPUの世代でWindowsサポートを切られることがあるので、比較的新しい世代が好ましい。
また、同じcorei 5でも、新しい世代の方が基本的に性能が良い。
IntelはN100やN95もあります。corei 3よりは少し下と思って大丈夫かもです。
(上記のNシリーズは、安かろう悪かろうのイメージでしたPentium、Celeronの後継ですが、コスパがいいと評判だそうです)
AMD社
Ryzen3か5。7や9ほど良いのは不要。
同じ性能ならIntelより安いです。
最新世代は第8世代。
メモリ(実装RAM):パソコンの脳みそ-暗記する部分
8GBくらい。事務作業やレポート提出では16GBはなくてもよいかも。
値段で比較して購入したい方にされてください。
16GBの方が暗記部分(作業領域)が大きくなり、動作は速くなります。
ストレージ(SSD):パソコンの中の保管庫
以前はHDD(ハードディスクドライブ)が主流でしたが、Windwos11や10ではSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)でないと、パソコン重たくなります。
HDD→安くて大容量、ゆっくり
SSD→HDDと比べて同じ容量なら高額、速い
今ではほとんどのパソコンはSSDです。
SSDにも種類がありますが、ひとまず容量だけご案内。
最低256GB必要です。できれば512GB(0.5TB)あればよいです。
128GBのパソコンでは、Windowsやアプリだけで容量がパンパンになることがあります。
Microsoft office:ワードやエクセル
必ずMicrosoft Office(Word、Excel、PowerPoint)の入っているパソコンが必要です。
(ゲーム用パソコン等は性能は凄く良いのですが、Officeと言っても中国製のWPS Officeとかが入ってることもあります)
外部の人とやり取りのない場合、WPS Officeをなんら問題なく使用している方も数人いらっしゃいます。
国産か外国産か
国産を希望なさる生徒様が多いです。日本人として国産を応援したい!
今や国産は、店頭で売っている分ですと、マウスコンピュータかパナソニック、VAIO(ソニーではなくなり、JIPという別会社ですが)(あとはEPSONのパソコン店頭で売ってないかな)くらいです。
NECとFUJITSUのパソコン部門は中国のLenovoに買収。
東芝のDynabookはシャープを買収した台湾の鴻海の傘下に。
どこまでを国産と言うべきか…。
上記をよろしければご参考に…
と言っても先日問い合わせたFUJITSUは、チャットも電話も日本人の方がサポートしていて対応も丁寧でした。
また、外国人の方のサポートの方が丁寧なこともありますので、一概には言えません。
ちなみに、羽曳野市の公立小中学校に配布されている、タブレットパソコン(Chrome book)は、Lenovoです。
他には国産といえば、受注生産のパソコンである、BTOの会社、(マウスコンピューター)・パソコン工房・ドスパラ・フロンティア・TSUKUMOなどで、インターネットや電話で購入する方法もあります。余計なアプリが入っていないので、オススメです。
ただ、マウスコンピュータは、マザーボードの初期不良の際、サポートがあまり良くなかった印象があります。
ノート型パソコンのディスプレイ(モニター)サイズ
ノート型の方が家の中で持ち運べ、ごくたまにの家の外にも持ち運べますのでオススメです。
(冬はこたつで、夏はテーブルで等…)
40代以上の方は、家の外で高い頻度で持ち運ぶことがない場合、15.6インチのサイズをおすすめします。
ほとんどの方が13インチは目が痛いとおっしゃっています。
もちろん、学校の先生でタブレットのように使用する場合、13インチでディスプレイがスマホのように操作できる、タッチスクリーンタイプを使用されている方もいらっしゃいます。(パソコンとiPadの複数台持ちの方もいらっしゃいますが)
ガッツリと大きい画面でされたい場合は、持ち運びはできませんがデスクトップ型もよいでしょう。(目が楽です…)ノートパソコンにディスプレイを別付けして、デュアルディスプレイにするのも良いです。
実店舗の場合、確認してみよう
お店で迷った際は、実際に操作して比較してみましょう。(手が足りないときは、話しかけて欲しそうな?パソコン担当のお店の方に手伝ってもらいましょう)
- 二つのパソコンを同時にシャットダウンしてみてどちらのパソコンが速いか。
- 同時に起動してみてどちらが速いか。
- アプリを起動してみてどちらが速いか。
性能がほぼ一緒でも、やはり機種により変わってきます。同じ機種でも1つだけハズレ機があったりもしますが…。
値段と相談しながら選びましょう。
まとめ
※事務職やレポート提出中心の学生の方(Windowsの場合)
CPU(プロセッサ) | Intel社→corei 3か5 AMD社→Ryzen3か5 |
メモリ(実装RAM) | 8GB以上 |
ストレージ(SSD) | SSDで256GB以上 512GBあれば十分 |
Office(Word Excel) | ◯ Microsoft office △ WPS office 等 |
国産か外国産か | どちらでも良いと考えています。値段と性能で比較します。 日本を応援する場合国産です!(頑張ってほしいです…) |
ノートパソコンの ディスプレイ(モニター)サイズ | 15.6インチ 若い方や持ち運びが多い方は13インチでも |
番外編:Mac / Windows / iPad / タブレット どれにする?
Apple社のMacのパソコン
iPhoneやiPad持ちの人にオススメ。それぞれでデータの共有がしやすい。
Microsoft社のWindowsのパソコン
今までずっとWindowsで慣れてきた方。会社や周りの人がWindowsの方。タブレットのように使える小型のものもある。
Apple社のiPad
タッチペンでイラストを描きたい方。できることはiPhoneやスマホとほぼ一緒で、画面が大きいだけ。何でもできると期待しすぎない。iPhoneを使っていて大画面で手軽に動画が見たい方や、学校の先生など動画を撮ってすぐに画面を生徒に見せたい方など。
Google社のAndroidのタブレット
できることはiPhoneやスマホとほぼ一緒で、画面が大きいだけ。Androidのスマホを使っていて大画面で手軽に動画が見たい方など。iPadと違って、料金・性能はピンキリなので、性能が悪いのを買うととっても動きが遅く使いにくい。安定しているタブレットが良ければ、Andoridのスマホを使っていてもiPadの方がオススメ。
例外:Google社のChrome book
公立学校などでよく配布されている、Google社のパソコン・タブレット。WindowsやMacほど対応アプリがないので、仕事ではオススメしません。タブレットやiPadのように使用できます。